[2]帳簿記入のルール 復習④

9.仕訳帳と総勘定元帳の様式

  1. 仕訳帳
    • 勘定科目は(〇〇)を付して書く。
    • 1行1科目、借方から順に書く。
    • 勘定を複数書く場合は上に「諸口」と書く。
    • 元帳欄は、転記先の総勘定元帳における勘定口座の番号。
    • 取引ごとに小書きを記入し、区切り線を付す。
  2. 総勘定元帳
    • 標準式と残高式がある。
    • 仕丁欄は、転記元の仕訳帳の頁数を書く。
    • 残高式の「借/貸」の欄は、借方残高なのか貸方残高なのかを示す。

10.簿記一巡の手続きに関する基本イメージ

  1. 主要簿と補助簿
  2. 主要簿ー複式簿記に欠かすことができない帳簿

    • 「仕訳帳」 取引の発生順に仕分けする帳簿
    • 「総勘定元帳」 各勘定ごとの増減を記入(転記)するための帳簿

    補助簿

    • 「補助記入帳」 特定の取引の明細として記入する補助簿
    •  現金出納帳、当座預金出納帳、小口現金出納帳、売上帳、仕入帳、受取手形記入帳、支払手形記入帳など

    • 「補助元帳」 特定の勘定の明細として記入する補助簿
    •  商品有高帳、売掛金元帳、(得意先元帳)、買掛金元帳(仕入先元帳)、固定資産台帳など

  3. 会計処理(仕訳・転記)の時系列による分類
    • 期首再振替(期首再振替仕訳とその転記)
    • 期中処理(期中仕訳とその転記)-期中の取引の都度行う処理
    • 決算整理(決算整理仕訳とその転記)-期末時に行う、一部の勘定残高を適正なものへと修正するための調整
    • 決算振替(決算振替仕訳とその転記)-当期の帳簿を締め切って翌朝に引き継ぐための手続的な処理

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